暮らしに一粒の物語を 〜えほんのようなやきもの展〜
絵本にでてきたような風景や動物たちの器や掛け花入れ。
陶芸の作品を展示販売いたします。
日々であう小さな感動に少しの想像のスパイスをふりかけて、作品制作に励んでいます。
アートの要素をもちながらも、使うこともできるものを作りたい。
暮らしに一粒の物語をお贈りすることができればと思っています。
学生時代、京都で染色を学んでいて、「きもの」を作っていました。
きものは実用品ですが衣桁にかけると絵のように存在感があり、部屋の雰囲気をがらりと変えます。
陶芸に励む今、やはり今も見て楽しみ、使えるものを、と同じ気持ちで制作に取り組んでいます。
京都芸大で染めの後進の指導をされていた三浦景生氏の陶筥、
スウェーデンの陶芸家スティグリンドベリのテキスタイル、
マリメッコのテキスタイルデザイナーであった石本藤雄氏のやきもの、
その方々の作品に心を打たれ、影響を受けました。
陶芸と染色は化学反応を使った表現活動で似ているのかもしれません。
ここ、30年くらい陶芸にはまっていますが、今、また染色の世界にもココロを奪われそうな予感がします。
在廊日
6月2日 11:00-18:00
6月3日 14:00-18:00
6月7日 11:00-14:30 と 17:30-19:00
6月10日 14:00-19:00
6月14日 11:00ー14:30、17:30-19:00
展示の様子
開催場所
ONthe UMEDA ギャラリー
プロフィール
大亦みゆき(オオマタミユキ)
京都市立芸術大学工芸科卒業。
舞洲陶芸館研修生を経て2000年ひより工房開始。2006年〜2013年ひより工房釉薬研究会主宰。
釉薬や土の色について地道に実験を重ね、陶の表現活動に役立てている。
現在、大阪市立クラフトパーク陶芸工房非常勤講師