
日本で活動する「外国人」が増えています。「在留資格」の種類を理解することで、より彼らへの理解が深まります。第1回目の今回は、日本語教師×行政書士で、在留資格の解説と、外国人留学生の実情と進路についてお話します。
激増する外国人。観光客だけでなく、生活者としての彼らは、少子高齢化社会に生きる私たちの生活に必要不可欠の存在になりつつあります。日本という異国で生活する彼らの土台が「在留資格」です。行政書士は在留資格を扱うプロ、日本語教師は日本語を教えるプロ。両者の視点から、在留資格から見えてくる外国人の立場を知り、共に日本で生きていくためのヒントを考えましょう!
ゲストに大阪で行政書士としてご活躍の木村千洋さん、アドバイザーに「やさしい日本語エバンジェリスト」の船見和秀先生をお招きして、お話を伺います。
参加対象者
外国人が住んでいる自治会などの役員の方
外国人に接する窓口業務を担当する自治体職員の方
各自治体の教育委員会の方
外国人の子どもや親がいる幼稚園、小中学校の教員の方
日本語指導のボランティアをされている方
外国人を雇用している、しようとしている企業経営者
日本語教師の方
外国人の知り合いがいる方
外国に暮らした経験のある方
など
開催場所
ONthe UMEDA キッチンカウンター
大阪市北区曽根崎2-16-19 メッセージ梅田ビル 1階
※1階入口よりお入り頂き、受付でお尋ね下さい。
プロフィール

土肥 敦子(ドヒ アツコ)
日本語学校非常勤講師
一般社団法人やさしい日本語普及連絡会会員
「入門・やさしい日本語」認定講師
「やさしい日本語」3文クッキング認定トレーナー
(株)エルロン・グローバル共創デザイナー
大阪府立豊中高校、同志社大学文学部国文学専攻卒業。
40年間ピアノ教師としてたくさんの子どもたちを指導してきたが、8年前に日本語教師に転身。
現在、日本語学校で外国人留学生に指導をする傍ら、多文化共生社会を目指して、ワークショップ研修講師・ファシリテーション指導講師として、北摂地域で活動中。
「やさしい日本語」の講演は吹田ライオンズクラブ、吹田市・豊中市の公民館、I T C―J大阪クラブなどで実施。
また、グループの活性化を学ぶ「ファシリテーション」や「コミュニケーション」の指導講師としても大阪北部コミュニティカレッジなどで講演を行う。

木村 千洋(キムラ チヒロ)
行政書士(登録番号 第17260180)
申請取次行政書士(行-172017200086)
総合旅行業取扱主任者
宅地建物取引士
大阪府立豊中高校、関西学院大学史学科地理学専攻卒業。
広告代理店に入社、マーケティング局配属、大きなクライアントはダイエー、資生堂、大丸、ローソン、春山。この後調査会社、不動産会社を経て、2015年度の行政書士試験に合格。2017年に登録、個人事務所ききむ行政書士事務所を開業。大阪府行政書士会中央支部に所属。
相談されたことは基本的にはお断りしない、という姿勢で業務を進めているため業務範囲は多岐にわたりますが、相続関係と許認可、外国人がらみの仕事が多いのが現状です。
難解な法律用語は使わず、誰にでもわかる説明、話をゆっくり聞くをモットーに仕事をしています。まずは困っている方の窓口的な存在を目指しています。